GLOSSARY
Search Console で最初に見る指標
検索で「どう見られているか」が分かる唯一の場所。GA4 は来た人しか見えませんが、こちらは来なかった人が見えます。
GA4 では分からないこと
GA4 が記録するのは、サイトに来た人です。Search Console が示すのは、検索結果に出たが来なかった人を含みます。
| 分かること | |
|---|---|
| GA4 | 来た人が、サイトで何をしたか |
| Search Console | どんな検索語で表示され、何%がクリックしたか |
「表示はされているがクリックされない」は、GA4 では観測できません。 データが1件も入らないためです。
最初に見るのは、表示回数と順位が高くてCTRが低いページ
Search Console の検索パフォーマンスで、表示回数の多い順に並べます。そのうえで、次の組み合わせを探します。
- 表示回数が多い
- 平均掲載順位が1桁台
- クリック率が低い
この状態は「検索エンジンには評価されているが、検索結果の見た目で選ばれていない」ことを意味します。順位を上げる作業より、タイトルと説明文を書き直すほうが早く効きます。
補足
このサイトの用語解説は、まさにこの状態から作り直しました。順位は1桁を取れているのにクリック率が0.23%だった、という実測が出発点です(ADR-0025)。中身ではなく、検索結果に出る文字列が問題だったケースです。
次に見るのは、想定と違う検索語
「クエリ」で、そのページがどんな言葉で表示されているかを見ます。想定していた言葉と違う場合、ページと来訪者の意図がずれています。
このとき起きているのは次のどちらかです。
- ページの内容が、意図した検索語と合っていない
- 意図していなかった検索語で需要があった
後者は機会です。 その検索語に正面から答えるページを別に作ると、既存ページを直すより成果が出ます。
見なくてよいもの
- 順位の日々の変動。 数日単位では動きが大きく、判断材料になりません。見るなら28日以上の期間で比較します
- 表示回数が数十のクエリ。 偶然の混入が多く、率が意味を持ちません
- カバレッジの警告すべて。 意図的に除外しているページの警告まで追うと、時間だけ使います
GA4 と突き合わせる
両方を見て初めて分かることがあります。
| Search Console | GA4 | 起きていること |
|---|---|---|
| 表示多い・CTR 低い | データなし | 検索結果で選ばれていない。 タイトルと説明文 |
| CTR 普通 | 直帰が多い | 来たが内容が合っていない。中身と検索語のずれ |
| CTR 普通 | 読まれている・成果なし | 内容は合っている。導線がない |
3行とも打ち手が違います。 どちらか片方だけを見ていると、この切り分けができません。
設定しておくこと
- サイトマップを送信する。 送信しなくても発見されますが、送ると反映が早くなります
- プロパティはドメイン単位で登録する。 URL プレフィックスだと、
httpsとwwwの有無でデータが分かれます - GA4 と連携する。 GA4 側から検索クエリを見られるようになります
