【リンク記載あり】HubSpot導入後のおすすめ連携アプリ:効率的な活用方法を徹底解説
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HubSpotは世界的に利用されるインバウンドマーケティングのためのソフトウェアです。その強力な機能を更にパワーアップさせるためには、他のアプリとの連携が不可欠です。この記事では、HubSpotを最大限に活用するための連携アプリを詳しく紹介します。
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とりあえず一通りアプリをインストールしたい、という方はHubspotにログインしていただき必要そうなアプリだけURLをクリックしてひたすらインストールしていただくと早いと思います。
HubSpotの連携アプリとその重要性
HubSpotは業務の各シーンで役立つ多彩な機能を持っています。しかし、その能力を最大限に引き出すには、外部アプリとの連携が欠かせません。連携することで、データの入力や処理を自動化することができ、業務効率の向上や作業コストの削減を実現できます。
連携アプリの仕組み
HubSpotでは、API連携を利用して外部アプリとデータや機能を共有することができます。公式連携アプリはHubSpotの審査を通過したもので、安全性や互換性が確保されています。
連携のメリット
- 業務の自動化
- 作業コストの削減
- 幅広い業務での活用
連携を通じて、営業、マーケティング、財務等のさまざまなジャンルでHubSpotの機能を活用することができます。
日本での連携アプリの普及
HubSpotと連携するアプリの数は年々増加しており、多くのユーザーがその利点を享受しています。特に日本の企業からの連携要望にも応え、多様なアプリとの連携が実現されています。
アプリについては「アプリマーケットプレイス」から探すことができます。インストールについては「アカウント全体」に影響があるものと、「個人アカウント」でそれぞれ連携が必要なものがあるため、分けて紹介します。
https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps
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おすすめの連携アプリ(管理者アカウント)
Google Search Console
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/marketing/seo/google-search-console
HubspotとGoogleSearchConsole(GSC)をアプリ連携することで、HubspotのアナリティクスでGSCデータが確認ができるようになります。アプリインストールしておくとツールの行き来がなくなり、アクセス解析がはかどります。Hubspot内でorganicデータを付加惚れるようになるのも便利なポイント。
ページアナリティクス
ページアナリティクスには、Google によってインデックス登録されているドメインのうち、選択したドメインに関連付けられている全てのページのリストが表示されます。各ページのKPI(重要業績評価指標)として、そのページがGoogle 検索結果への掲載回数、ページがクリックされた回数、全体的なクリックスルー率などを確認できます。
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クエリーアナリティクス
クエリーアナリティクスではページよりも検索語句に重点が置かれています。Google 検索結果への掲載に結び付いた全ての検索語句のリストで、[ページアナリティクス]タブ内と同様の測定指標(インプレッション数、クリック数など)を確認できます。
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HubSpot for WordPress
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/marketing/wordpress/wordpress
HubspotとWordpressをアプリ連携することで、Wordpressの管理画面上で「コンタクト管理」や「フォームの埋め込み」が簡単にできるため、作業効率があがります。ブロックの挿入でHubspotフォームを埋め込むことができるのが地味に便利です。
コンタクト管理を簡素化
HubSpotのリード(見込み客)関連ツール、または他のツール(Gravity Forms、Contact Form 7、Ninja Formsなど)をご使用の場合でも、貴社のウェブサイト上で収集したEメールアドレスが無料のCRMに自動的に同期されます。
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リード関連のツールを素早くウェブサイトに追加
ウェブサイト経由でリードの情報を集めるためのフォーム、スライドイン、バナーをドラッグ&ドロップ操作で簡単に作成し、公開できます。
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ウェブサイト訪問者とリアルタイムでチャット
ウェブサイトの閲覧中に興味を持ったことをウェブチャット経由で質問してもらえるようにすれば、訪問者との信頼関係の構築につながります。
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Facebook広告
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/marketing/advertising/facebookads
HubspotとFacebook広告をアプリ連携することで、Facebook広告のキャンペーンの配信状況やリードの自動同期を管理画面上で行うことができます。Hubspotリードを使ったリマーケティング・類似配信が簡単にできるため、Facebook広告の配信を積極的にやっているサービスであればインストールして損はありません。
ターゲットを絞り込んだオーディエンスを作成
HubSpotにピクセルを添付し、ウェブサイトでの顧客の詳しい行動履歴に基づいてオーディエンスの設定を開始します。具体的なオーディエンスの作成には、ほぼ全てのCRMデータを利用できます。こうしたオーディエンスに特化したメッセージを打ち出すことで、広告のエンゲージメントが高まります。
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Facebookから創出されたリードをHubSpotに自動同期
Facebookリード獲得広告に入力があった場合、データが自動的にHubSpotのCRMに取り込まれます。Facebookからのリード情報のエクスポートについて心配する必要はなくなります。
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収益に寄与している広告を把握
クリック数とリード数は便利な指標ですが、費用との結び付きが明確にならない場合もあります。HubSpotを使ってFacebook広告キャンペーンを運用すれば、広告のクリック数と広告費用の投資収益率(ROAS)の相関性が分かります。広告のROIを証明するために苦労することはなくなります。
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Hotjar
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/marketing/analytics-data/hotjar
HubspotとHotjarをアプリ連携することで、ユーザの行動をヒートマップや録画データで可視化して、Hubspotのコンタクトのタイムライン上でユーザの行動ログ(録画データのURL)が流れてくるようになるので、顧客のサイト上での動きがより詳細にわかるようになります。
アプリインストールはHotjarの管理画面上で行うため、こちらのHotjarのヘルプが参考になります。
https://help.hotjar.com/hc/en-us/articles/115009347167-Using-Hotjar-with-HubSpot
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make(integromat)
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/productivity/connector/integromat
Hubspotとmake(旧integromat)をアプリ連携することで、ノーコードで様々なサービスを接続して業務を自動化できるようになります。
- Hubspotのコンタクトが作成されたらSalesforce/kintoneにレコードを作成する
- Hubspotでコンタクト情報を更新したら、Notionにまとめている営業情報も更新される
など様々な業務効率をあげることができます。無料でもかなりのことができるので、一度使ってみることをおすすめします。
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おすすめの連携アプリ(個別アカウント)
Gmail
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/sales/sales-enablement/gmail
HubspotとGmailをアプリ連携することで、Gmailの受信・送信を自動で記録して管理してくれます。開封やクリックなども計測でき、自動化のワークフローなどにも使えるため、入れておいて損はないツールです。個人アカウントに紐づくため、それぞれのGsuiteでそれぞれのHubspotアカウントでアプリをインストールする必要があります。
HubSpotの機能を受信トレイに融合
受信トレイから離れることなく、テンプレートやミーティングなどの営業向け生産性向上ツールを利用できます。さらにHubSpotのサイドバーでは、HubSpot CRMのコンタクトに関する詳細を確認できます。
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Eメールを記録・管理
Gmailから送信されたEメールをワンクリックでHubSpot CRMに記録できます。Eメールの開封とクリックをリアルタイムで追跡し、受信トレイから離れることなくCRM上のあらゆる詳細を確認することも可能です。
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Google スプレッドシート
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/marketing/data-management/google-sheets-228553
HubspotとGoogle スプレッドシートをアプリ連携することで、ワークフローでスプレッドシートへ作成・変更が可能になります。「csv出力→スプレッドシート貼り付け」といった作業が不要になるため、様々な業務で応用が効くアプリです。こちらも個人のGsuite連携になります。
Google スプレッドシート内に新しい行を作成
HubSpotのワークフローアクションが起動されるたびに、指定したスプレッドシート内に新しい行が作成されます。Google スプレッドシートに取引情報を追加してコミッションを計算したり、売上を予測したりすることが可能になります。この連携は、新しいリードをスプレッドシートに追加し、シート上で電話番号を整形する場合などにも活用できます。
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HubSpotのプロパティーをスプレッドシートの列に割り当てる
HubSpotレコードの最大10個のプロパティーをGoogle スプレッドシート内の列に割り当てることで、HubSpotのレコードからGoogle スプレッドシート内の新しい行に取り込むプロパティーをカスタマイズできます。
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Googleカレンダー
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/sales/scheduling/google-calendar
HubspotとGoogleカレンダーをアプリ連携することで、、ミーティングの予定をCRMに保存する際に、ミーティングのカレンダーイベントの作成や参加者への招待状の送信を同時に行えるようになります。「カレンダーに登録→参加者へメール送信」のような業務が効率化され、リマインドの送り忘れなどがなくなります。
Slack
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https://ecosystem.hubspot.com/ja/marketplace/apps/sales/sales-enablement/slack
HubspotとSlackをアプリ連携することで、アクションからはタスクやチケット・コンタクトが追加できるようになり、スラッシュコマンドで各データの検索が簡単にできるようになります。顧客や案件ごとにチャンネルを分けて通知設定ができるため、通知が埋もれたり煩雑になることを防げます。
コンタクト:/hs-search-contact
会社:/hs-search-company
取引:/hs-search-deal
自分に割り当てられた取引:/hs-search-my-deal
アカウントのKPI:*/hs-report-company
タスク:/hs-search-task
チケット:/hs-search-ticket
プレイブック:/hs-search-playbook
ナレッジベースの記事:/hs-search-kb
ウェブチャットの空き状況設定:/hs-chat-awayまたは/hs-chat-available
HubSpot連携に関するフィードバック:/hs-feedback
まとめ
HubSpotの機能を最大限に活用するためには、適切なアプリとの連携が不可欠です。連携することで、データの共有や業務の効率化など、多くのメリットを享受することができます。本記事で紹介したアプリを参考に、HubSpotの能力をさらに高めて、ビジネスの成功に役立てていただけますと幸いです。
参考文献
Hubspotの機能は多岐に渡るため、辞書みたいに逆引きとして1冊手元にあると便利です。そこそこのページ数で重いのと探しやすいので、Kindle版のほうがおすすめです。