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GLOSSARY

リード獲得の設計をどこから始めるか

施策を選ぶ前に、受け取る側の容量を確かめます。処理できる量を超えて集めると、獲得したリードが成果につながらないまま消えます。

集める前に、受け取れる量を数える

リード獲得の設計は、集め方から始めません。受け取る側から逆算します。

  1. 営業が1ヶ月に接触できる件数を数える
  2. いま来ているリードのうち、接触できている割合を見る
  3. 不足している分だけを、獲得の目標に置く

2の時点で取りこぼしが出ているなら、獲得を増やしても成果は増えません。 増えるのは未接触のリードだけです。

数を追うと壊れる場面

「リード獲得数」を目標に置くと、数を作りやすい施策に寄ります。

起きること結果
フォームの項目を減らす件数は増えるが、MQL 判定に必要な情報が無くなる
汎用的な資料を配る検討層でない人が集まり、商談化率が落ちる
単価の安い媒体に寄せる数は出るが、ターゲット外の比率が上がる

いずれもリード数は改善し、商談数は変わらないか減ります。

補足

リード獲得数を単独の目標にしないでください。 必ず商談数、またはSQL 数とセットで置きます。片方だけを目標にすると、数字は達成され、成果は動かないという状態が続きます。

フォームの項目は、判定に使う分だけ

項目を減らせば件数は増えます。しかし判定に必要な項目まで削ると、増えたリードを選別できません。

判断の基準は「その項目を MQL の判定に使うか」です。

  • 使う → 残す(会社名、従業員規模、役職、検討時期など)
  • 使わない → 落とす(ふりがな、部署名、住所など)

「あとで分析に使うかもしれない」で残した項目が、離脱を作っています。分析に使うかもしれない情報は、商談の中で聞けます。

施策の選び方

集める手段は、検討段階のどこに当たるかで分けます。

段階手段得られるリードの性質
課題を認識した直後検索からの記事流入数は出るが、時期が遠い
手段を比較している比較資料、ツールの解説商談化しやすい
相手を選んでいる事例、料金の提示数は少ないが確度が高い

下の段階から埋めます。 上の段階を先に厚くすると、育成の仕組みが無いまま検討の遠いリードが溜まります。育成には MA が要り、MA には運用する人が要ります。

続くかどうかで選ぶ

一度きりの施策で集めたリードは、翌月には残りません。毎月同じ量を出せる手段を1つ持つほうが、大きな山を1回作るより設計しやすいです。

判断のときは「来月も同じことができるか」を見ます。できないなら、それは獲得の設計ではなく、単発の施策です。

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