リニューアルで最初に失われるのは「比べられること」
デザインと構成が変わるのは目に見えます。気づかれにくいのは、 公開した瞬間に前後を比較できなくなることです。
- 計測が引き継がれず、公開日を境にデータが途切れる
- URL が変わり、旧ページの評価が新ページに渡らない
- 目標が定義し直され、前の数字と意味が違うものになる
そのまま進むと、リニューアル後に「前より増えたのか減ったのか」を 誰も答えられなくなります。判断できないので、次の改善も決められません。
作る前に決めることがあります
制作に入る前に、次を先に固めます。あとから足せないものだけを先にやります。
- 何を成功とするか。 問い合わせか、資料請求か、特定ページへの到達か
- 旧 URL をどこへ送るか。 リダイレクトの対応表を、ページを消す前に作ります
- 計測をどう引き継ぐか。 GTM / GA4 / Search Console を公開前に組み込みます
注意
リダイレクトは公開後に作れません。 旧サイトを消したあとでは、 どのページがどれだけ見られていたかを取り直せず、対応表の根拠が失われます。 URL の一覧と流入の実績は、作り替えを決めた時点で保存してください。
発注側の立場で入ります
制作会社が決まっている場合、その仕事を取りにいくことはしません。 要件の整理と、計測の設計と、公開前後の確認を担当します。
- 何を依頼し、何を自社で持つかを整理する
- SEO の内部設計・外部設計を、制作の要件として渡す
- 公開直前にリダイレクトと計測を実機で確認する
サイトリニューアルの SEO 設計から KPI 設計、営業活動への反映まで担当した事例と、 制作会社のディレクションを含めて全般を見た事例があります。
公開後に更新できる形で渡します
WordPress / STUDIO などの CMS で構築し、更新のたびに外注する状態から 抜けられるところまでを目指します。制作ディレクションも含めて担当できます。
